シャシ設計 // CHASSIS

商用車は乗用車と違い「一度に多くの荷物・人を安全に運ぶ」のが使命です。
その使命を果たすのはもちろん、様々な法規やお客様ニーズに合致した車両の構想検討から部品設計・評価・関連部門やサプライヤーとの打ち合わせ・実車確認・発売準備といった一連の車両設計業務を日野自動車より請負っており、その範囲は日本国内のみにとどまらず世界各国向けの車両まで広がっています。

車両計画業務

商用車はお客様の用途に合わせて様々な荷台が搭載されます。
荷台によって求められる要件・お客様ニーズ・法規は使われる国によって様々であり、それらに最適な車両の構想検討・レイアウト設計を行っています。

配管設計業務

車の三大要素である「走る」「曲がる」「止まる」、商用車ではこれらを機能させる為に信号伝達や実際の作動を行なう媒体として「エアー」「オイル」を使用しています。
配管設計ではドライバーの操作に合わせて「ブレーキ」や「ステアリング」を作動させるのに必要な媒体の制御を行なう機器の搭載設計、ならびにこれらの機器と実際に作動する装置を繋ぐ経路の設計を行っています。

フレーム設計業務

大きくて重い商用車。その「背骨」がフレームです。
フレーム設計では荷台の質量、荷物の質量、「走る」「曲がる」「止まる」によって生じる様々な力が掛かっても安全に走行出来る強度・剛性を持つ構造の検討から、様々な装置を搭載するための部品の設計を行っています。


外装・内装設計 // DESIGN SECTION

デザイン性と機能性が要求されるエクステリア部品とインテリア部品は、常に技術者の誇りとプロ意識を持ちながら、お客様が「見て・触れて・使って」満足して頂けるような製品開発を心掛けています。
魅力的な車作りには欠かせない設計業務を日野自動車より請負っています。

外装設計

外装部品(バンパー、ラジエータグリル、乗降ステップ、フロントスポイラーなど)の設計

内装設計

内装部品(ルーフライニング、内装トリム、ドアトリム、コンソールBOX、フロアカーペット、室内灯など)の設計


CAE解析 // ANALYSIS

車両開発の初期段階において部品完成前、車両完成前等、実物ができる前にコンピューターを使う事で疑似シミュレーション評価による開発期間の短縮及びコスト削減につなげることができます。
現在ではより高品質の製品を開発・設計するために必要不可欠な技術です。
私たちは、日野自動車より車両及びエンジン開発の各種CAE解析業務を請負い、解析結果の報告で終わることなく改良、改善提案にいたるまで一連の業務を行っています。

車両解析

トラック、バス等の車両解析(衝突・強度・歩行者保護)

部品解析

エンジン本体の解析(強度・振動・剛性・流体)

モデル作成

3DCADソフトでの解析に使用するモデル作成


CADモデリング業務 // MODELING

ハイエンドCAD(CATIA V5)の性能を最大限活用し、デジタル3Dデータを効率的に且つ高品質で作り上げる業務を行っています。
車両開発においてはデジタル3Dデータが必要不可欠となっており、このモデリング技術力を身に付ける為の育成プログラムを社内で完備しています。
私たちはこの技術力を駆使して、日野自動車及びトヨタ自動車の車両開発におけるデジタル3Dデータの作成業務を行っています。

CADモデリング

トラック、バス、及びトヨタ自動車の車両部品3Dデータの作成


エンジン周辺設計 // ENGINE

制御設計業務

現代の車両性能においてシステム制御は必要不可欠です。
システム制御にて、各装置の機械的性能、機能を的確に誤作動なく最適な状態で最大限に発揮させることで非常に条件の厳しい排出ガス規制、燃費規制等に対応しています。
私たちは、日野自動車よりエンジンシステム(エンジン本体~排気ガスの後処理システムまで)の制御プログラミングや制御回路設計の一部を請負い、日々進化するシステム設計に対応しています。

排出ガス浄化装置設計業務

日野自動車が誇るクリーンディーゼルシステム [AIR LOOP] の技術に私たちも貢献しています。
[AIR LOOP] の中でも新DPR-クリーナーについては、多くのバリエーションを持つ日野のトラックに対応できるよう、我々が持つ高い技術力を活かし、ユニットの設計業務、及び搭載設計業務を行っています。


電子・電装設計 // ELECTRONIC

車両の電子部品・電子システムを繋ぐワイヤーハーネスの回路と経路設計、お客様が操作する電子部品の設計を日野自動車より請負い、安全で快適な車の利用環境をお客様へ提供しています。

業務内容

ワイヤーハーネス、メーター、各種システム回路、電装部品などの設計